決戦の舞台
ゴール地点で気球を待つ。
今この場所を目指して何十基もの熱気球が飛んでくる。
透明感あるブルーバックの舞台に強烈な天然ライトが演者を照らす。
地球からの憎いまでもの演出が施された田園ステージ。
こんな印象的なステージの中、いったいどんなドラマが繰り広げられるのであろう・・・。
そう考えただけでもドキドキが止まらない。
さぁどんな写真を撮ろうか・・・。
撮り手側だって否が応にも力が入る。
カメラ片手に熱気球の軍団の到来を待ちわびたのだが・・・。
一向に熱気球の姿が見えてこない。
ゴール地点で待機していた関係者や見物人も次々にいなくなる。
強風のため競技が中止になったことをこの後知ったのでした・・・。
素人には理解しがたいルールに則って行われる熱気球の競技。
その時の風向きと天気によって柔軟に競技内容や競技地点を変えていきます。
公式プログラムに載っていたスタート地点に行ってみても熱気球の姿はどこにも見あたらず、途方に暮れていると遙か十数キロ先の上空に熱気球の軍団が見えたりするなんていうこともしばしば。
公式ブログにて小まめに情報収集をするのですが発表自体が競技開始20~30分前なので移動もままなりません。
さて、上の写真を撮った日もそんな気まぐれな風に振り回されました。
この日の朝はツインリンクもてぎからの一斉スタートだったのですが濃霧のため急遽場所を変えて朝の部が開催されました。
関係者に教えられた場所に辿り着くとすでに一部の熱気球は競技を終え終盤でした。
午後の部は時より強い風が吹き付ける状況。
素人目にも中止だろうと想像が付く風でした。
しかし期待しないでチェックしたブログには競技強行の知らせが。
実に競技開始15分前の書き込みです。
慌てて現地に車を走らせ熱気球を準備しているところを確認。
競技開催を確信してゴール地点に向かって冒頭のような事になったわけです。
一時スカイスポーツにかじりついた岬めぐり。
風任せのスポーツがどれほどまでに判断が難しいのか分かってはいたつもりだったのですが・・・。
やっぱりこの光景を飛ぶ熱気球を撮りたかっただけに残念極まりありませんでした。
熱気球のイベントは見たことがありましたがディープに追っかけてまで競技会を撮ったのはこの秋が初めて。
ただのんびり飛んでいるように見える熱気球ですが、いろいろなドラマがあることを知りました。
パイロット、関係者、そして見物人。
人の絡むドラマをたくさん見てきました。
う~ん、ホント心癒されるドラマ。
また撮りたいわ。
これにて熱気球シリーズは終了。
来年は雪の小千谷と桜の渡良瀬で撮りたいと考えておりますが・・・。
休みが取れるといいなぁ・・・。

この記事へのコメント
気象情報を手に入れてないといけないので
関係者も大変ですね(@_@;)
ブルーインパルスの飛行前には
基地周辺の気象情報が詳しく
無線されますが気球は無線交信ないのかな??
車に無線積んで先回りする方法があるといいですねヽ(^o^)丿
熱気球シリーズは本当に楽しませていただきました。どうもありがとうございました。
そうなんですよね、私もボランティアをやるまでは競技だということさえも知りませんでした。
そして優雅に飛んでいるように見えて、実は空の上では静かな戦いが繰り広げられていることなども。
チームによっても、本気モードでピリピリしているチーム、それほど順位を気にせず楽しんでいるチームなど様々です。
私はというと、年に一度仲間に再会し、このとちぎ大会を支えるお手伝いができるのをとっても楽しんでいます。
岬めぐりさん、もしよろしければ来年はボランティア参加されてはいかがでしょうか?(笑)
それと、メールの送受信がなぜか最近調子が悪いのですが後ほど送らせていただきますね。
地上のチームメイトと無線で交信はしているようです。
しかし敵は目に見えない風。
いくつもの黒い風船を飛ばし風の流れを察知させる。
そして敵である風を味方につけるみたいです。
高度によって風向きが違うことも多いらしく、四方八方からゴールめがけて気球が風に乗ってやってくる光景は不思議きわまりません。
楽しんでいただけたようで何よりです。
自分も今回の大会を見て実はものすごく奥が深い競技なんだということを知りました。
でもまだまだ難解なルールがいっぱいですが・・・。
ボランティア、良いですねぇ~。
中に入り込んでみないと見えてこないディープな部分もいっぱいあるでしょうね。
ん、でもそうなると今度は写真が撮れなくなるのかな?
熱気球と一緒で良い風が吹くとふらっとカメラ片手に飛んで行ってしまうので性格なのでお役に立てないでしょうね(苦笑)。
来年、どこかの大会でお会いできる事を期待しています。