ねぶた見物珍道中 -太宰治の面影を辿る編-

かつては執筆作品を読み漁るほどの太宰治ファンだった岬めぐり。
津軽に来たら絶対に訪れてみたいと思っていた旧金木町にある太宰の生家、“斜陽館”へ行ってみました。

自身の生い立ちを書いたのではないかといわれる遺作“人間失格”。
この作品の中で太宰は青森の盟主の家庭の生まれで何不自由なく優雅な暮らしをしていたことは分かっていたのですが、たどり着いた斜陽館を見てビックリ!
想像を遙かに超える大きな屋敷でした・・・。
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敷地面積680坪!
部屋数はなんと19部屋!
そしてバレーボールができるんじゃないかというぐらい広い米蔵。
玄関を入った先の土間だけでも3LDKのマンションよりも大きいかも知れません。
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純和風の入母屋造りの建物と思いきや階段はこんな洒落た洋風建築でした。
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そして階段を上りきった2階の最初の部屋は外観からは想像もつかないような広い洋間です。
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また建物だけでなく広大な庭園も見事でした。
広縁から庭園を眺め物思いにふける女性。
今はいない天才太宰治と、その作品に思いを馳せているのでしょうか・・・。
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するとそばにいた彼氏と思わしき男性に
「私おなかすいちゃったぁ」

って、おい・・・。

ところであまり知られていませんが、斜陽館から金木駅に戻る途中に旧津島家新座敷と呼ばれる建物があります。
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こちらは元々は斜陽館に隣接するように建てられていた建物で、太宰治の兄で津島家の跡取り息子文治が結婚した時に離れとして建設させられた家であります。
斜陽館に比べてしまえば遙かに小さな建物ではありますが、負けず劣らずモダンな造りをしています。
何より戦争で疎開してきた太宰がこの家で二十数作品もの小説を執筆したと知れば思いも一入。
斜陽館以上に太宰の存在を感じ取れる知れません。
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奥の火鉢と机がある部屋で数々の名作が産声を上げたそうです。
ちなみにこちらをガイドしてくれた若旦那。
なんとも人柄もよくまた訪問してみたいなぁと感じさせられました。

金木を訪問しましたら斜陽館だけでなく旧津島家新座敷へもどうぞ。



この記事へのコメント

mincer*
2010年08月11日 07:51
連れをダシに使うとはw
それは兎も角、こっちも行きましたよね?

太宰治 疎開の家
http://dazai-ya.shop-pro.jp/
mincer*
2010年08月11日 07:53
アア、スマヌ。
シタマデヨクヨメッテコトデシタ(汗)
2010年08月11日 23:45
個人的には斜陽館よりも疎開先の新座敷の方がずっとずっと面白かったです。
のんびり見られたのと店主の解説がためになったのでしょうね。
ayaka
2015年02月10日 01:59

突然失礼致します。
テレビ大阪 「和風総本家」番組スタッフの中條と申します。
番組企画のご協力をお願いしたく、コメントさせて頂いております。

番組内で「ニッポンの数え方」と題し、
モノの数え方と共に、風景写真をご紹介する企画がございます。

テーマを 「火鉢」とし、
番組内で紹介させて頂くことが可能なお写真を探しております。


この記事の火鉢の写っているお写真を
番組内で使用させて頂けないでしょうか。

詳細をお伝えしたいので、
下記メールアドレスまで、ご連絡を頂戴できませんでしょうか。

企画を進めている状況であり、
お写真を使用させて頂くことが決定している段階ではございませんが、
その旨 ご了承を頂き、ご検討を頂きたいと思います。

ご検討の程、何卒宜しくお願い申し上げます。

中條 メールアドレス
wafu.chujo@gmail.com


テレビ大阪株式会社 東京制作部
「和風総本家」 中條

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